鬼軍曹の異名を持つ訓練指揮官。
名前は無い。
今季の新米兵士のマイケル。
鬼軍曹の指揮の元、過酷な訓練を受け、一人前の兵士になるべく鍛錬に明け暮れる毎日を送る。
鍛錬こそが人生。
今日もここ、荒野の砂漠に位置するマクドナルド基地にてマイケルの訓練が行われる。
時刻は早朝5時。
鬼軍曹『整列!!!!(♯`∧´)』
鬼軍曹『番号ぉーーー(♯`∧´)』
マイケル『いち!!』
鬼軍曹『!??他の兵士はどうした?』
マイケル『はい!!同志は鬼軍曹の過酷な訓練に耐え切れず、みな部隊を離脱しましたであります!!』
鬼軍曹『そうか!この程度の訓練に耐え切れんとは、ハナクソ共めがっ!がはははっ』
鬼軍曹『訓練を始めるぞ!マイケル二等兵!!!(♯`∧´)』
マイケル『はい!!!』
鬼軍曹『我が部隊はもはや私とマイケル二等兵、お前と二人になってしまった。悲しい事ではあるが我が道をゆくのだ!マイケル二等兵!』
マイケル『はい!!軍曹!!!』
鬼軍曹『まずは吸着力の訓練だ!!』
鬼軍曹『我らにとって吸着力こそがすべて!!命なのだ!マイケル二等兵!』
マイケル『はっ…はい!!!軍曹!』
鬼軍曹『吸着力を鍛え立派なiPhoneスタンドとして戦場に送りだしてやるからな!!がはははっ』
マイケル『はっ…はい!ぐぬぬ…』
鬼軍曹『次はバランス力の鍛錬だ!iPhoneスタンドとして吸着力の次に大事なのがバランス!まぁ吸着力が命だとしたらバランスは心臓みたいなものだと心得ておくんだなっ!!』
ぐらぐらっ
マイケル『はい!! 軍曹!しっかりと胸に刻んでおくであります!!』
続く……