公演延期について

本当はイチロー含めLycaonのメンバー4人のボーカル不在での公演も話し合いの結果、一つの解決策として出て、ボーカル不在の方向で進む予定でした。

Lycaonが始動して以来、当たり前だけど全てのステージで歌ってきました。その中でやっぱり僕がライブにいないと言うことに対して自分の中で色々と葛藤があり、悩んだ結果、公演の延期と言う決断をしました。

連日のライブスケジュールで喉を痛めてしまい、真面に歌えない状況でのライブもいくつかありましたが、その中で歌えない自分に対しての怒りや、僕の思うボーカルの在り方との違いが目や耳で感じられる様になり、それに対して喉から血が出る様な想いで無理矢理に歌い、過度な喉の酷使に至りました。

更にオーディエンス、ファンの皆の盛り上がり、声が小さいなどライブ中の色々な事に対し、俺はこんなになってまで死ぬ思いで叫んでるのになど勝手な苛立ちもありましたが、全ては不安にさせてしまった僕が原因だと思ってます。
不安そうにライブを観てるのも、楽しそうにライブを観てるのも、あの子、誰かに嫌な事されたんだろうかだとか、睨みつけるような視線だとか、その反対に笑顔だとか、ステージからだと何が起きてるのか全て見えます。


そして僕に見えていたのは不安そうな表情ばかりでした。

不安にさせたくない一心で歌い続け隠し続け、全く隠せない状態にまで喉や身体を追い込んでしまった事、公演延期にしてしまった事、ファンの皆さんを不安に陥れてしまった事、謝りたいです。
ごめんなさい。


休養期間中になんとか完璧な状態に回復させます。


ワンマンツアーもようやく半分が終わりました。まだまだここからなので、これからも変わらず応援の方よろしくお願いします。


そしてワンマンツアー最後までまわりきって無事にツアーファイルの川崎クラブチッタを迎えられますように。